あなたのいままでのキャリアを少し教えていただけますか。
――2000年にワガーノワ・バレエ・アカデミーを卒業して、コンスタンチン・タチキンのバレエ団に入りました。そこで『白鳥の湖』の主役、『眠れる森の美女』のリラの精、『くるみ割り人形』の雪の女王などを踊りました。一年半在籍したのですが、その期間にペルミのバレエ・コンクールやヴァルナのコンクールに出ました。ペルミではディプロムをもらっただけですが、ヴァルナではブロンズ・メダルを受賞しました。それからヴィリニュスのリトアニア国立バレエに勧誘されて入団し、多くのクラシックの主役を踊りました。そのあとフリーの期間を経て、昨年度からマリインスキー劇場で踊っています。マリインスキーでは『ジゼル』の主役とミルタ、『海賊』のメドーラとギュリナーラ、『ドン・キホーテ』のキトリ、森の女王、それからバランシンの『アポロ』などを踊りました。バレエ学校時代から教わっているクナコーワ先生に指導していただけるのが、とてもうれしいです。とても親しい関係になってしまって、私のことを叱れなくて困っているくらい(笑)。
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